大盛況の中、10月13日に閉幕した2025年の大阪・関西万博。
そんな大阪・関西万博で世界中のパビリオンやグルメが集まる中、SNSなどで「美味しい!」と特に話題になったスイーツがあります。
それが、オーストラリアの伝統菓子「ラミントン」です。
「万博で食べたけど、もう一度リピートしたい。」「ぜひ食べてみたいけど、どこで売ってるの?」と探している方も多いはず。
この記事では、話題のラミントンが食べられる場所、買えるお店をご紹介します!
大阪・関西万博で美味しいと大人気だったラミントンとは?

2025年の大阪・関西万博で、来場者の間で「美味しい!」「どこで買えるの?」と口コミで広がり、瞬く間に大人気となった「ラミントン」。
オーストラリアパビリオンのCAFE KOKOでは、多くの人が列を作り、列の制限ができるほど万博会場を賑わせた注目のデザートです。
一体、ラミントンとはどんなお菓子なのでしょうか?
ラミントンはオーストラリアの伝統的なスイーツ
ラミントンは、オーストラリアでは国民的なスイーツとして広く愛され続けている伝統的なお菓子です。
その特徴は、何と言ってもユニークな見た目と食感のコントラストにあります。
ラミントンの基本の形は、ふわふわに焼き上げた四角いスポンジケーキ。
このスポンジを、チョコレートソース(またはアイシング)にくぐらせて薄くコーティングし、仕上げに乾燥ココナッツをたっぷりとまぶして作られます。
一口食べると、しっとりとしたチョコレートの奥からスポンジのふんわり感、ココナッツのシャリシャリ感が広がる奥深い味わいが魅力です。
日本ではまだ馴染みが薄いものの、ふわふわとした食感、そして絶妙な甘さのラミントンは、国境を越えて万博の訪問者を魅了しました。

発祥には諸説ありますが、19世紀末、オーストラリアのクイーンズランド州総督であったラミントン卿(Lord Lamington)の名前が由来になったという説が有力です。
また、誤ってチョコレートに落としてしまったスポンジケーキに、手が汚れないようにココナッツをまぶしたのが始まり、という愛らしいエピソードも伝えられています。
大阪・関西万博で大人気だったラミントンはどこで食べられる?売ってる?

「万博で初めてラミントンを食べて、その美味しさにハマってしまった!」「もう一度、あのフワフワ&シャリシャリの食感を味わいたい」――そんな風に思っている方は多いのではないでしょうか?
万博の閉幕してしまった現在、私たちはどこでラミントンに出会えるのでしょうか。
日本ではまだ専門店が少ないため、「どこを探せば見つかるの?」と疑問に感じている方もいるはず。
そこで、関西でラミントンが味わえる場所を調べてみたので、ご紹介します!
ぜひ、次のお出かけやティータイムの参考にしてみてくださいね。
【大阪・中之島】graf kitchen(グラフキッチン):定番から変わり種までおしゃれなラミントン
大阪・中之島にある「graf studio(グラフスタジオ)」の1階に併設された「graf kitchen(グラフキッチン)」では、焼き菓子メニューとしてラミントンが提供されています。
焼き菓子プレートは、カヌレ3個に好きな焼き菓子1種を選べるセットです。
定番のラミントンはもちろん、緑茶のラミントンといった変わり種も用意されているため、万博でラミントンを堪能された方にも、新たな発見があるかもしれません。
graf kitchen(グラフキッチン)
住所:〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-1-9
営業時間:8:30~18:00 定休日:月曜日(月曜が祝日の場合は翌火曜)
SNS:https://www.instagram.com/graf_kitchen/
公式HP:https://www.graf-d3.com/access/#section01
【大阪・渡辺橋】Cafe AMADEUS STORY:チェコパビリオンのスイーツもある
大阪・渡辺橋にあるCafe AMADEUS STORYでは、ホリデイシーズンの華やかさを添えて仕上げられたラミントンを楽しむことができます。
さらに、カフェを運営する株式会社AMADEUSは、大阪・関西万博のチェコ共和国パビリオン内のレストラン・ショップを運営されていました。
そのため、店内ではチェコパビリオンで提供されていたチェコの公式メニューも味わうことができます。
ラミントンだけでなく、チェコパビリオンの公式メニューまで味わえるなんて夢のような空間ですね!
Cafe AMADEUS STORY
住所:〒530-0005 大阪市北区中之島3-6-32 ダイビル本館1F
営業時間:平日11:00〜18:00 土日祝11:00〜19:00 定休日:月曜日
SNS:https://www.instagram.com/cafe_amadeus_story/?hl=ja
公式HP:https://www.dallmayr-jp.com/cafe-and-shop/
【大阪・東心斎橋】Cafe NooNe(カフェ ヌネ):インスタ映えするおしゃれなカフェ
大阪・東心斎橋のおしゃれな隠れ家風カフェ、Cafe NooNe(カフェ ヌネ)でも、注目のラミントンを味わうことができます。
もちろんテイクアウトも可能なので、お家での特別なティータイムのお供にもぴったりです。
ラミントン以外にも、写真映えする可愛らしくて美味しいデザートが豊富に揃っており、訪れるたびに心躍るメニューに出会えます。
心斎橋エリアで、可愛くて美味しいスイーツを楽しみたい方には特におすすめの一軒です。
Cafe NooNe(カフェ ヌネ)
住所:大阪市中央区東心斎橋1-14-14 T.Kビル 1F
営業時間:11:00〜20:00(L.O 19:30) 定休日:不明
SNS:https://www.instagram.com/cafe_noone_/
【京都・烏丸】Common Well (コモンウェル):洗練された雰囲気で香り豊かなコーヒーとともに味わう
京都・烏丸にあるCommon Well (コモンウェル)は、ホテルRINGS KYOTOに併設された、洗練された雰囲気を持つカフェです。
ここでは、話題のラミントンはもちろん、バリスタの技術が光る、香り豊かなスペシャリティコーヒーと美しいラテアートを楽しめます。
さらに、朝食、ランチ、ディナーの提供もあり、京都観光の合間に本格的な食事や、ほっと一息つく休憩場所として立ち寄るのにもおすすめです。
Common Well (コモンウェル)
住所:〒604-8114 京都市中京区堺町通六角下る甲屋町393番地
営業時間:7:00〜22:00(L.O 21:30) 定休日:年中無休
SNS:https://www.instagram.com/commonwell_kyoto
公式HP:https://hotel-rings.com/cafe/
【神戸・元町】NEIGHBOR FOOD(ネイバーフード):ヘルシーな食品店が手がけるラミントン
神戸・元町にあるNEIGHBOR FOOD(ネイバーフード)は、生産者と食の温かい繋がりを大切にした食品店です。
近郊で採れた無農薬の野菜・果物を中心に扱っていて、素材を最大限に活かした手作りのデリや焼き菓子など、「手仕事のぬくもり」を感じるクラフトな食品も並びます。
全ての商品が、テイクアウトのみとなっています。
公式WEBSHOPでもラミントンが販売されているので、遠方で訪れるのが難しい方はオンラインで購入するのも良いですね。
NEIGHBOR FOOD(ネイバーフード)
住所:兵庫県神戸市中央区元町通1-12-6
営業時間:11:00〜19:00(日祝~18時) 定休日:月曜、第3火曜
SNS:https://www.instagram.com/neighborfood_kobe/
公式HP:https://neighborfood-kobe.com/
まとめ:万博閉幕後も関西でラミントンは食べられる!
2025年大阪・関西万博は、多くの感動とともについに閉幕しました。
会場では世界中の文化や技術に触れられましたが、なかでもオーストラリア発祥のスイーツ「ラミントン」の美味しさに目覚めた、という方も多かったのではないでしょうか。
「万博で食べた、あのふわふわの食感とココナッツの風味が忘れられない…」 「もう一度食べたいけれど、万博が終わってしまって残念…」
そんなふうに感じている方もご安心ください!
万博をきっかけに日本での知名度が急上昇したラミントンは、万博会場以外でも味わうことができ、以前よりも身近なスイーツになっています。
ぜひお近くのカフェやお店、オンラインショップで「ラミントン」を探して、万博での素敵な思い出とともに、あの美味しいひとときを再び味わってみてくださいね。